キャスト一新の評判が芳しく無いので観ていなかったが、キングダムで北欧熱再燃。
列車でデンマークに不法入国しようとしたロマ人の少年。
保護されるが一言も話さない。だが持っていたパスポートは公費横領の疑いで行方不明になっている外務省の男の物だった。
ストーリーは手の込んだ伏線でダークな雰囲気の上質な北欧ミステリーで面白かったです。
肝心のキャストですが、前作カールのニコライ・リー・コスと相棒アサドのファレス・ファレスのバディ感が素晴らしすぎてどうしても比べてしまう。
今作は特捜部のチームワーク感がなく残念でしたが、カール役のウルリク・トムセンの深い演技は良かった。
彼なりのカール像をしっかりと掴み粗暴ながら常に反省している感じがカワイイ。
禁煙ガムが気になってちょっと余計だったかな…
『アダムズ・アップル』のアダムなど演技派の役者さんですが、スキンヘッドと強面が怖いので取っ付きにくいのが残念ですね。
アサドの存在感は無いな…もっと頑張れ