すきま

見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界のすきまのレビュー・感想・評価

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都写美で鑑賞。
途中ところどころ意識が飛んだけど、とても興味深かった。
絵、予想より数倍でかい。実物が見たい。
海図を書く家系だったというのに納得。
経済基盤があったから、売ることなく描き切れたんだろうけれど、恋人のプロポーズも断るほどの強い意思が無かったら、できなかったとも思う。
美術史は男性アーティストでできたスーツで女性はその飾りになることしか許されない、という風な的確かつ痛烈な言葉があり、映画としてもその部分に重きを置いてた。
もう少し、絵の世界観をどう発展させていったのか、その時々に何を描こうとしていたのか、ノートの内容を踏まえて描いてほしかった。
そこが一番知りたかった。理解できるとは思わないけど。
途中寝たせいか、シュタイナーとの関係が今一つ掴めず。
シュタイナーは守備範囲が広く難解そうで著作が多く、高度にスピだし何となく避けて通っていたけれど、ちょっと触れてみようかと思った。
でもどこから手をつければいいかわからない。
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