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見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界の13のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

神秘主義的という言葉では括れないように思うがシモーヌ・ヴェイユのような強い女性像が浮かびました 自然科学や物理学にも傾倒しており理論的にこの世界を理解しようと試み、結果としての絵画がそこにあるという具合 これが芸術という言葉や抽象画というカテゴリに括るのも何だか違うのかもなと思わせるような作家でした 現代版ヴォイニッチ手稿(本気で調べた結果)のような
彼女なりの表現のルールの元、それを具象化させているという意味では抽象画かもしれません
真意は分かりませんが国に名前や住所などが登録されていないのは自分で抹消したのでは?と思います
こんな人が生きていたと考えるとちからが湧きます 好きな作家が一人増えました
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