安楽死賛成派です。75と言わずできれば安楽死で死にたいです。
見ている間中この死に方で死にたいな〜と思っていました。かなり実現可能に近い理想形だなと。ただ自分が安楽死を考えるとき、死体処理などに関しては「公共的なシステム」としてあまり考えたことがなかったのでなるほど…と思いながら見ていました。作中のPLAN75の広告ととかすごくそれっぽい。安楽死実装された日本の物理演算って感じですかね。実際もう少し感情優先で考える人たちのデモ活動とか強そうと思いました。残される側の負担も描かれていましたが、本当に愛している人の死を止めたいなら普段から行動するでしょ以外の感想がないです。
人は何億年も死を恐れて生きているのに、「死に対する設計」が薬学の発達したこの現代にも存在してないのが本気で許せません。生の決定ができないのだから死の決定は自分でしたい。これが実現したらすごくいいなって思いました。
以上があまり映画に関係ない個人の気持ちです。映画としてはメッセージ性が強いというより視聴者に考えをかなり委ねている、投げかけている映画かと思います。描かれているのは感情なのですが、どこか冷たく現実を見据えている制作者の眼差しを感じました。他の人の感想読むの楽しみです。
