SONIA

僕はドナーのSONIAのレビュー・感想・評価

僕はドナー(2012年製作の映画)
4.7
ボリウッドの社会問題をラブコメに落とし込む作品づくりは本当に素晴らしい。

お金のために精子を提供する主人公。
彼の恋愛と結婚を軸に、不妊問題、パンジャーブ人とベンガル人の地域差による性格の違いをコミカルに描いている。

こういうセンシティブな問題にもずばずば切り込んでいくのが今のボリウッド。

個人的にはパンジャーブ人とベンガル人の家族の違いがとても面白かった。歌って踊ってお酒大好きな陽気なパンジャービーと真面目で厳格、文化的なベンガーリー。

様々な考え方の違いも、お互いの理解があれば前向きに生きていける。見終わった気分がとてもいい作品だった。ジョン・アブラハムの意味ない裸体エンディングサービスもよい。
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