2015年。フランス映画。
ドキュメンタリー。
監督、ジル・パンソ、アレクサンドル・ポンセ。
キャスト、リック・ベイカー、ジョーダンテ、ギレルモ・デルトロ他。
映画のクリチャーの誕生から現在、2015年までのドキュメンタリー。
ワタシのような特撮ファンには実に楽しいドキュメンタリー。
最初はただのメイク。
それも役者自身が自分でやっていた、
ト云うから驚き!
そこからCGに至るまでの歴史を作家性のあるクリチャー・デザイナーが語る。
確かにCGになってからは、
作家性がなくなりましたよね。
コレ、誰のCGだなンて云いませんからね。
でも、特撮時代は、コレ、円谷英二だよね。
なんて云いながら観てたように、
コレ、リック・ベイカーだよね。
なンて、云ってましたからね。
CGになって没個性になってしまいましたよね。
作品ト云う感覚が失われてしまったト云うか…。
ワタシ的には、
それこそ昔は、東京でも、スターウォーズ展とかルーカス展とか云うのが開催されて、
多くのクリチャーやプロップ、ガジェットが展示されて、
嬉々として見に行ったモノですが、
CGになってからは、
そう云うものがほとんどなくなってしまいましたからね。
淋しい限りです。
革命的に語られるのが、
狼男アメリカン、アビス、ターミネーター2、スターウォーズ、ジュラシックパークなどなど。
手作りのクリチャーとCGが巧くミックスされた作品が多いですね。
実際適材適所なンでしょうね。
ヨーダもCGより人形の方が作品に合っているト云う意見にはワタシも賛成ですね。
CGになってヨーダの持っている温かみみたいなものが薄らいでしまった気がします。
なので、また、手作りなクリチャーにも回帰しているト云う話もありました。
どっちが良いト云うコトではなく、
どちらも良いので、どこで、どっちを使ったら、最高か、ト云うコトを考える時代に突入しているト云うコトですかね。
今後がますます楽しみですね♪