スターウォーズ、ターミネーター、ジュラシックパーク、エイリアン、アビス、グレムリン、スターシップトゥルーパーズなどの特殊効果とCGを担当したスタッフたちに焦点を当てたドキュメンタリー映画。
様々なモンスターたちの誕生と、その親たちのことが知れる素晴らしい作品でした。特殊メイクとか、ストップモーションとか、アニマトロニクスとか、今じゃ実写作品で使われる場面が激減していますが、80年あたりの質感はリアルでよく出来ていると思います。最近はフルCGの作品の方が圧倒的な割合を占めているけど、ユアンマクレガーが言っていたように、グリーンバックの前で演技をするのは役者のためにもなりません。特殊効果の仕事がVFXと入れ替わるのは自然の流れではある反面、やっぱり寂しいなという気持ちにもなりました。
また、CGのヨーダが失敗例に上がるのもSWファン的にはあるあるなので理解出来ます。ターミネーター2みたいにCGが上手く活用される作品って少ないし、難しいとは思うけど、今後も特殊効果のスタッフたちには活躍してもらいたいです。
映像制作、美術、小道具、特殊効果、VFXのスタッフ、SFやファンタジー映画に興味がある人には楽しめる作品だと思います。
