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暴力をめぐる対話の猫のレビュー・感想・評価

暴力をめぐる対話(2020年製作の映画)
3.5
「対話」という題名だけれども
これは対話ではなく
各々が自己の主張をしているだけ、
の図だったように思えた。
それぞれの主張を聞き
この人はどういう立場で話しているのかを
想像しながら観ていた。

デモをしただけで
(警察の言い分は、被害を受けた)
眼球を傷つけられたり
手を爆破?されたり
公共の治安を守る為だなんて
酷すぎ!
誰のための
警察なのか?💢

途中
プーチン大統領とマクロン大統領が映し出され
暴徒を如何に抑圧するか、について
各々が主張していたのだが
どちらの主張にも
薄ら寒さを感じた。

最後にデモの映像が
2018年から2020年2月までに撮られたものだ
ということが表示された。
香港の雨傘運動は承知していたが
仏の黄色いベスト運動は
知らなかった、、
自分を少し恥じた。

仏の内情が
よく分からなかったので
デモVS警察の映像と
その解釈だけでなく
なぜ
彼らが「デモ」を起こしたのか?
その理由を、
掘り下げて見せて欲しかった。
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