暴力をめぐる対話に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『暴力をめぐる対話』に投稿された感想・評価

今までは政府の一方的な情報統制が可能であったが、今は違う。
スマートフォンの普及で誰でも世界に向けて情報発信が可能となった。

正当な暴力が法によって付与された場合、人はヒトになる。

フランス発のドキュメンタリー作品。
確かにタイトルの通り、流されている映像に距離を置きながら、左派右派の何名もの識者が"ソレ"を巡る対話の話。

「黄色いベスト運動」は荻上チキsessionで何とな…

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フランスで起こった黄色いベスト運動においての警官隊と市民デモの衝突、そこで行われた暴力行為について当事者・関係者・学者などが議論を交わすドキュメンタリー映画。
ドキュメンタリーとしてみるとやや不親切…

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 催涙弾の音、煙、叫び声や泣き声……終始緊迫した場面が続くフランスのドキュメンタリー。2018年に始まった市民デモ、黄色いベスト運動と警察との攻防の模様を紹介しつつ、デモ参加者、学者、警察側関係者(…

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a

aの感想・評価

4.0
原題「Un pays qui se tient sage」
訳「おりこうさんの国」

面白かった

スマホが台頭して以後のドキュメンタリーとして非常に正しい作り。政府側もデモ側も含め、暴力を行使しているということは明白で、それは分かった上での正当性や人道的な問題へと議論は進む。善悪は見ている側に委…

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TJ

TJの感想・評価

4.1

警察対市民の善悪の話じゃなくてよかった
民主主義政府は国民に奉仕するために存在するはず
民主主義の機能としての暴力が市民に向けられたときそれは民主主義たり得るのか?
フランスの文化としてカジュアルに…

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暴力による対話の件を暴力をめぐる対話に昇華した作品。酒井隆史著、暴力の哲学(河出書房)のp39〜p40のキングの言葉が本作とリンクするなど。
ごー

ごーの感想・評価

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「人権を声高に叫ぶフランスでもこれなのだから、とアフリカ諸国がより人権を抑圧するようになってしまう」というセリフが心に残った。
香港のデモが思い出された。
zumitarou

zumitarouの感想・評価

3.8
国家の暴力に抵抗するための民衆の暴力のみが、「秩序を乱す暴力」として糾弾される状況は、どこの国でも変わらないのだなと思った。フランスでもこんなに民主主義が死んできているのか…とショッキングだった

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