シアトル国際映画祭 Cinema Italian Styleにて。
聖女と崇められた妹により、兄のリノとその家族の生活が一変する話。
LGBTQドラマとエロと信仰ファンタジー混ぜたような、聖なるものと俗物の間で揺れる人々の話。
リノの無気力な母と家族のためにわずかな稼ぎを持ち帰る生活の息抜きは友情を越えたマリオとの交流。
気晴らしをしているうちに家はまるで祈りの家のようになっちゃって。
リノのセクシャリティも家の存在も確固たる何かがあるわけでもなく曖昧で、両方でモヤモヤするリノの苦悩も見え隠れ。
愛の多様性やLGBTQを神聖なものと対極にあるものとして対比させ、その間に曖昧にぶら下がる人間を描いてる印象。
ファンタジックなラストをどう捉えたらいいのか😅