やっぱり深淵を覗くとき深淵もこちらを覗いてますね!!!!!
この手の隣人に見られている系の中ではかなりいい出来だと思う。静かな恐怖が一番悍ましい。
家の中は格別綺麗で開放感もあり快適なものの、外を見れば東欧のどこか廃れていてもの暗い雰囲気が漂い、また通訳無しには人々が何を話してるのかも全く分からない疎外感が主人公の精神的な拠り所を尚更揺らがせる。
被害妄想なのか、本人がおかしいのか、勘違いなのか、ほんとに加害があったのかこの辺って他人から見ると至極曖昧でだからこそ不幸だなと思う。
最初はハキハキ主導して役に立つ配偶者も最後にはただあんぐり立ち尽くすだけで何もせず、女友達の友情が皮肉にも救ってくれた点、ほらやっぱり女性の方が強いんだ、女性の勘は鋭いんだというメッセージのようにも感じられた。
イリナは恐らく自宅での生活のみならず職場までずっとつけられてて、そのうちその職場で相手も知らぬ間に働き出し事実上ずっと監視されていた模様。
みんなカーテンちゃんと使おう?