うーん、面白いことは面白いんやけど。
映画として後発のヒーローであるが故というのもあるにせよ既視感がハンパないし(ヒーロー誕生編にありがちなモタモタ感とか悪役が魅力に乏しいところまで!)、ラテンアメリカの問題をどの程度前景化するのか作り手が迷っているような感じだし、主人公ハイメがなんとか不殺を通そうとしてるのに他の家族はモブ兵士たちをバンバン殺してるし、誰かを助けに行って別の誰かが捕まるというアバター2みたいなダラダラしたことやってるし、モヤるポイントが結構ある。
とはいえハイメと家族がわちゃわちゃしてるのはやっぱり楽しいし先代ブルービートルがヒーロー活動に入れ上げるあまり会社を傾けてしまったという設定とかバットマンを「ファシスト」とdisったりするのも良かったんで、出来れば劇場で観たかったし、何とか今回のキャストのままDCUに登場してくれんかなぁと思った次第。