トランスマスター

ブルービートルのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ブルービートル(2023年製作の映画)
2.0
♯80 ヒーローと家族愛

舞台はメキシコのパルメラ・シティ
主人公は大学を卒業し故郷へ凱旋帰国したハイメ・レイエス。
しかし就職は困難でぽっちゃりメガネ妹のミラグロの紹介で、軍需産業のコード社の清掃作業員になる。ハイメは、そこで知り合ったCEOの姪っ子のジェニー・コードから預かった”スカラベ”(フンコロガシがモチーフのエジプト土産)にフェイスハガーのように寄生されてアイアンマン、ジャーヴィス、SPIDEY、グリーンランタン、スーパーマンの良いとこ取りスーパーヒーロー『ブルービートル』になる。
コード社は、この能力を軍事転用するためパワードスーツを着た軍人と武装した民兵をレイエス一家に送り込むのだった。

◆良い点/注目ポイント
・MARVELとDCなどのアメコミリテラシーがある方は、さまざまな作品のオマージュを汲み取れます。
・DCなのにコメディ寄りでラテンの明るさに溢れています。常に夜のゴッサムと大違いです。

◆改善点
・長時間の為寝落ち回数が、半端ないです。
・メキシコが舞台ならピックアップトラックは、トヨタのタコマでは無くChevyのエルカミーノ一択です。

◆総括
・私はエジプトのカイロの露天でスカラベを買い、メキシコのチチェン・イッツァのピラミッドにも登った過去があり思い入れの場所とアイテムにまつわる作品なのにノレませんでした。

MARVELのビデオスルー作品
『ニュー・ミュータント』と今作を比較すると、MARVEL の方が面白いです。

コロナビール、フローズンマルガリータ、タコス、ナチョス、エンチラーダが好きな方にオススメです。

-2024年80本目-