もちもち

ドント・ウォーリー・ダーリンのもちもちのレビュー・感想・評価

4.3
フローレンス・ピューが流石の演技で、これだけで十分面白かった。

当時としては誰もが羨むような裕福な生活を送っているユートピア的なコミュニティでの会話が、ずっと中身がなく感じられて何を話しているのか、ストーリーに関係あるのかないのかも全然わからないような感じで話が進んでいく。とりあえず声だけを拾っていくが、違和感、不気味さ、奇妙さみたいなものが常にまとわり続けていて、音楽の演出も相まって観る側はゾワゾワさせられる。綺麗な晴れの空の下、ゾワゾワが襲って来る感じはミッドサマーも似たようなものだし、下手なホラー映画より何倍も来る。

後半に全ての謎が繋がってからの展開でのフローレンス・ピューが最高で、走らせるといいよねぇ…!!9割方彼女が映されてストーリーが進むので、こういう役をやらせたら間違いないし、エンタメ感が出て面白かった。
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