ぜる

ドント・ウォーリー・ダーリンのぜるのレビュー・感想・評価

4.3
大企業務めの立派な夫。中の良い隣人たち。
夢のようなシチュエーションでありながらどこか不安を感じさせる、そんなユートピアで生きることは果たして幸せなのか?

街のどこか異質な雰囲気は『ビバリウム』を彷彿とさせた。
明るい雰囲気ながらそういった背景が見え隠れする作品が1番怖いよな。

『ミッドサマー』然り、こういうおかしな場所に放り込まれた時のフローレンス・ピューの演技がマジで良い。
中盤の議論と後半の喧嘩のシーンの演技とか特に素晴らしかった。

ラストは色々と考察の余地があるけど、主人公の名前が「アリス」なのはなるほどなと思いました。
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