カレス

ドント・ウォーリー・ダーリンのカレスのレビュー・感想・評価

3.7
IMDb 6.2
字幕/吹替

戦後の典型的な満たされたリーマン家庭、ティム・バートン監督の描きそうなパステル調の街並み、平和なその世界は実は偽りなのか。

世界を偽りだと訴えると、周りの人々は夢だとか記憶違いだとかと納得させようとするが、そこを強く反論すると行き着く先はターミネーター2のサラ・コナー。

この状況がどのように展開するのかシナリオを立てよう
1. 真偽はともかく精神科病院行き
2. 夢から目覚める
3. 実は世界は核戦争で崩壊、残った少数がビクトリータウンに集められたが、崩壊の記憶はPTSDを呼び覚ますので偽の記憶
4. よく知らんが「アバター」的シナリオ
5. 1.~4.が外れた場合のためのプランB

あと、もし偽りの世界だった場合にどうやって真の世界に帰還すればよいか?
1. 村上春樹の「街と、その不確かな壁」(1980)式だと池に飛び込む
2. ディズニー「トロン」(1982)式だとMCPの拠点に行き、そこでディレクトリ・ドアを使う
3. 「ジュマンジ」(1995)式だと閉じ込められてから26年後にゲーム完クリ

【インプレッション】
・ちょっと退屈
・白黒ダンサーは「制御することの美しさ、対称性の優雅さ」を表しているのでは
・フローレンス・ピューがいろいろな顔をするのがおもしろい
・フェミニズムという見方もあるが、女性監督としてほとんどの男が怒っちゃうくらいフェミニズムを追求して欲しい
・音の強弱レンジがテレビ向きではないスマソ
・フローレンス・ピューの映画見たい。
Netflixの「聖なる証」IMDb 6.6
カレス

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