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ドント・ウォーリー・ダーリンの世界のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

Twitterで、予告を見た事があったが、あまり映画館まで足を運ぶことがなく、公開期間が終わってしまった映画。
ネトフリで配信されたというのを、Twitterで見て、友達と視聴。

最初は音楽が印象的だな~と思った。あまり音楽に深くないけれど、ジャズっぽい?感じ。サウンドが90'sみたいな感じで、心地よかったし、海外のイメージに当てはまっててよかった。
ちなみに序盤で流れる音楽は、個人的に全部良かったと思った。

アリスがどう生きたかが知りたいな、と思った。
途中途中で繰り広げられた、伏線たちの回収をもっとしてほしかったなぁと思う。(まあでも全てを回収してたら時間ないなとも思った)
現代社会にありがち(ありがちかはわからないけど)女性が働き詰めて、男性が無職という構図を面白く落とし込んでいるなーと思った。
確かに、空想世界"ビクトリー"では、男性が働き、女性は家で家事をする。毎日優雅に楽しく暮らす。ただそれだけ。でも皮肉だなぁとも思った。そうしたい女性もたくさんいるだろうし…。
でも少なくともアリスは違ったのだなと思う。生活のために、ジャックのために、医者として務め、30時間勤務。家に戻ってもろくに休めない。
一方ジャックはまともに働いてもいない、だからこそ自分がより惨めになって、この"ビクトリー計画"に参加したのだろうなと思う。
お互いに愛しているからこそ、アリスはジャックにもきっと働いてほしかったし、ジャックは自分が働いて、かつ優秀な男だと思われたかった。
ただめちゃくちゃふろしき広げられるので、途中混乱する。なんならアリスやジャックの名前すらあまり把握できてなかった。
あとなぜ、バレリーナの走馬灯?を見たのか気になる。海外では女性はバレリーナをやってると奥ゆかしいイメージがあるのかな?
ちょっと難しい話だったけど、面白かったし、私は分からなさすぎたので考察を見たけど、「あー!なるほど!」になった。

グロいらしいので、ミッドサマーは絶対に見れないけど、こういう人間関係の描き方も面白いなぁと思った。
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