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ドント・ウォーリー・ダーリンのcocoのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

途中、ジャックがアリスに今の生活が幸せだみたいなセリフで、一方的に「幸せ」を押し付けてる発言に違和感を感じた
幸せだったらわざわざ口にする必要はないと思うから

ボスであるフランクへに対してみんな過剰に反応してて、そこも変だった
毎回新しい入居者が来る度に歓迎会してたのかな?
その理由も後々何となくわかった
最後シェリーがフランクを指した理由は?
2人の理想の世界だったってこと?
この世界の真実がわかった時、究極の現実逃避って印象を抱いた

バニーはアリスのことを大切に思っていたんだろうな

最後のカーチェイスのシーンよかった
聴いているだけで不安な気持ちになる音楽の演出も恐ろしかった
バレエって美しいけれど、その中に異常なほどの完璧さが求められているのかもしれない
最後もう少し女性達がバレエをしていたことに結びつけるラストだったらよかった
歪んだ愛は狂気だな
現実世界のジャックは自分の身だしなみすら気に留めないほど、理想世界に没頭していて恐ろしかった

現実世界のアリスとジャックの関係についてもっと掘り下げて欲しかった
作中の描かれ方だと、ジャックがアリスに執着している心理の根本的な部分があまり描かれておらず、不消化なままだったのが気になった

ストーリーとしては明らかになってない部分が多かったけど、映像体験としてはすごく楽しかった
やっぱりフローレンス・ピューの体当たり演技がすき
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