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ドント・ウォーリー・ダーリンのものネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

素敵な夫がいて、華麗に家事をこなし、お買い物も習い事も楽しめる薔薇色の生活……でもほんとにそう?っていう映画。
世界のカラクリはすぐに察しがつくが、なかなか風刺が効いていておもしろい。
無職の夫との生活のためにバリバリ働く主人公が激務から帰ってみると、飯もなければ、体まで求められてうんざり…みたいなの笑ってしまった…。
僕が仕事もできない不甲斐ない男だからだ…ということなんだろうけど、男である前に1人の人間だし、人間として好きだから主人公は君と一緒にいたんだろ!?って肩掴んで揺すぶりたくなってしまう。かなしい。
日本だと、女は家庭に入って子どもでも育てとけとなりそうなところ、欧米では、僕が家族を守るから完璧な奥さんでいてねになるよね。本質的には変わらないんだろうけど。
こういう生活がしたい人はしたらいいと思うんだけど、他人に強要するのは良くないと思うし、バニーの気持ちもわからなくはないんだな。

フローレンス・ピューってハリウッド映画には珍しくその辺にいそうな親近感を感じて好きです。
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