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ドント・ウォーリー・ダーリンのgのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

意外と評価低めだね。おれはわりと好きだったかも。
画面の気の使われ方とか、セットとか衣装とか視覚的な良さもあるし
ストーリーも、謎がわかっていくまではやや抽象的すぎる感はあったけどちゃんとわかりやすいはっきりした答えがあってよかった。
こういうかわいい世界観の中に、キモいのとか怖いのとか違和感がちょっとずつ現れて増幅していくようなのかなり好みだわ。
ウェスみもちょっと感じた。ホテルマンみたいな中東系の赤いおじさんが追ってくるのとか。
秩序がある乱されない世界=男性が支配するこれまでの世界、で、それを打破する女性像みたいな感じで
ちょっと男と女で簡単に役割を二分しすぎてる感もあるけどこういうテーマの映画だったらまあそうか。
でも、最後の最後まで自分を支配していた旦那のことを思い出したりだとか
タイトルのドントウォーリーダーリン、もそうだけど、
支配から解放してくれ、っていう話よりも、心配しすぎないでみたいな
完全な勧善懲悪にしすぎてない部分は個人的によかった。
設定とかセットのミニチュア感も相まって寓話みたいな感じで見れて、楽しいし面白かった。
あとフローレンスピューは走りが最高にいいな。
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