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ドント・ウォーリー・ダーリンのyksijokiのレビュー・感想・評価

3.8
トータル・リコールにトゥルーマン・ショーを掛けたテイスト。ラブよりもサスペンスで思っていたものとの差が結構あって面白かった。いわゆるサイコスリラー的な展開と洗脳感がとても不気味だった。中盤やや失速しちゃった感じはあるけど楽しめた。

理想の人生とは、そことのギャップに苦しめられることとアメリカのある種画一された大衆性というかこうあるべきである論みたいなものがメタファーとして込められている気がした。性別とそこに対する固定概念的な時代的要素も多分に入っていてよかった。

冒頭から非常にスタイリッシュかつ色使いがあってディストピア感とセットで、近代らしさみたいなのを表現していてそこがトゥルーマン・ショーっぽかった。

卵を割るシーンがめちゃ怖かった。
フローレンス・ピューは毎回戸惑って叫んでる気がするけど芸風固定されちゃってて大変そう。。


キャスト★3.6
ストーリー★3.5
プロット★3.5
バイブス★3.8
演出★3.7
映像★3.9
音楽★4.0
全体★3.8
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