油そば卵かけご飯

ドント・ウォーリー・ダーリンの油そば卵かけご飯のレビュー・感想・評価

3.3
広く風呂敷を広げ、長時間かけて世界観に没入させた割にはラストがあまりにもお粗末すぎる

現実世界での危険性を示唆したのならば、そこまで描き切らないとそれは視聴者に懐という訳ではなく怠慢

特に魅力的では無い黒幕っぽい人がいる割には絡みが少なく、なぜこれで2時間にもなってしまったのかが問われる

中だるみはしなかったが、鑑賞後の疲弊と解釈に対する作品の与えた情報量が視覚以外少なすぎる気がする
怒涛の展開を迎える後半のキャラクターの行動心理をもっと見せてくれれば世界からの脱却という意味でも深みがあったかも

ユートピアの表現や男が全盛の時代の表現解釈は一致