あおい

ドント・ウォーリー・ダーリンのあおいのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

荒野を1人車をぶっ放すピューはバービーワールドから旅立つバービーかのような既視感。

同じように立ち並ぶ家、綺麗な妻、旦那は皆車でどこかに出勤。この世界自体が永遠に出れない張りぼてのテーマパーク。
ザ・家父長制で支配されている街に脳内で妻達を閉じ込めさせるブラックミラー 的展開。
人の人生を丸々奪う展開怖。しかもピューは元々お医者さん。納得。

フローレンス・ピューのこの世界の異常さに気づき取り乱していく時のノーメイク感、マスカラで目の周りが真っ黒でボロボロなのがすごくリアルで良かった。ミッドサマーの時からだけどピューの呼吸が乱れる感じはいつも怖い。惹きつけられる人。

女性ダンサーが足を組んでラインダンスの様に目の瞳孔を表現するのもデザイン的に良かった。

バニー役の人がすごく美人で気になってたらオリヴィア・ワイルド監督ご本人だった!
あおい

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