ムーラン・ルージュのharu3uのレビュー・感想・評価

ムーラン・ルージュの高級娼婦と貧乏作家の恋。そこに横恋慕する公爵というド定番なストーリーですが、大胆にアレンジされた20世紀の名曲達が、二人の悲恋を鮮やかに盛り上げます。
この作品の、豪華絢爛なキャバレーが、暗く熱の澱むブエノスアイレスの娼館に姿を変える“エル・タンゴ・ド・ロクサーヌ”の場面が猛烈に好きで。。群舞の迫力は圧倒的で、主人公の嫉妬と焦燥が爆発するシーンは鳥肌もの。 このシーンは特権映像の別Ver.も格好よくて、一見の価値ありです。