“女の指を落とそうか 爺の腕を曲げようか”
首一つ賭けて坐った鉄火場で
仁義無作法いかさま花札
「逝ける映画人を偲んで 2019-2020」
@長瀬記念ホール OZU
■ABOUT
梅宮辰…
この映画の梅宮辰夫に超える辰夫は居ないと言い切れる…辰兄のベストアクトも相まって任侠映画というジャンルでも余裕で上位に食い込む大傑作。梅宮と伴淳と鰐淵の化学反応に雪と雨と雹の天候まで操作演出、終始圧…
>>続きを読むめっちゃノワールで虚を突かれる(鰐淵晴子の目の過剰なクマ!旅立つ梅宮を宿の窓から見下ろす若干モヤがかかったあの場面!)。とはいえ遠藤辰雄の急襲でギアが上がった感はある。こんなギラついた撮影で刃の光の…
>>続きを読む鰐淵晴子がたまらなく美しいです。それゆえか梅宮辰夫はどんな映画より色気があるようにみえましたし、必死にみえました。ほんまに惚れてるんちゃうかと思うほどで、こちらも感情移入してしまいます。遠藤太津朗と…
>>続きを読む成沢昌茂の粋な台詞回しと洒落た演出、名優たちの技量が生んだ傑作。梅宮辰夫がこんなに格好良い映画は他にあるのだろうか?雪と雨、そして霙まで使い分けるの効いている。ラストの俯瞰痺れるな…伴淳三郎、『麻雀…
>>続きを読む伴淳さんのイカサマ方法が大胆過ぎて苦笑いしちまうがやたらシャッフルしてるシーンとかアフレコによる賭場の空気感良かった。
女性陣皆んなこぞって話逸らすのに天気の話するのも笑う。
お茶のことオブって言っ…
成沢昌茂大会@ヴェーラ
数年前にヴェーラが発掘ニュープリして以来、3回目くらいの鑑賞なのだが、リアルと様式美の両極端に適度にふれながら展開するバランス感覚が絶妙。
冒頭の鰐淵晴子初登場の場面は、何度…