中盤までは、気まずさや違和感で観客をジワジワ不快にさせていくノリがめちゃくちゃ好きです。まさに「胸騒ぎ」。心をザワつかせる不気味な音楽もすごく良い。両親が選択を間違えまくるもどかしさ、たまらんね。もしリューベン・オストルンド監督がガッツリホラー作ったらこんな感じになりそう〜wって思った。
でも終盤はちょっとダレて盛り上がりに欠けるかな。オランダ夫婦の行動原理がわからん。もうちょい説明あってもよかったのでは。speak no evil = 悪口を言わない、不満を我慢するのって良くないよ、ってことを監督は言いたいのかな。だから子供は…うわぁ〜。
エンドロールはガニュメデスの誘拐か？？
神々の給仕を任されてたへーベーという女神がヘマやらかしてクビになったので、代わりに給仕係をさせるためガニュメデスを誘拐したんだって。（cf.ウィキペディア）
