間違いなく今年これを超えられる後味の悪さは無いことでしょう。
北欧が生んだ新しいスリラーということで、かなり期待が高めで臨みました。
しかしこの作品に至っては期待より覚悟を持ってから鑑賞することをオススメします。
穏やかなデンマーク人家族と気さくなオランダ人家族の出会い。
最初は意気投合し、オランダ家族の元に週末遊びに来たデンマーク家族。
しかし、そこで待っていたのは不快感が蓄積される様な違和感の数々。
しかしその違和感が確信的なものと分かる時、もはや手遅れで最悪の結末が待ち受ける。
絶妙な不快シチュエーションのオンパレードは序盤も序盤。
演出やスリラー描写が秀逸で惹き込まれるだけに、終盤の出来事は強烈過ぎて放心。
最悪の展開と後味の悪さに久しぶりに憂鬱になる。
逃げたり抵抗する機会はあったからこそ。
その可能性を潰すのが、遠慮と気遣いの心。
ある意味そこに漬け込んだ邪悪な罠。
間違いなく良い意味で胸糞が悪いことこの上ない。
最高の居心地の悪さを提供してくれますよ！
これがPG12とか嘘だろ、、、
こんなん小学生に観せれるか！
