このレビューはネタバレを含みます
最悪な「お・も・て・な・し」おもてなし😇
胸糞ヒューマンホラー。何故か北欧×胸糞ホラーが定着してきましたね、相性が良いのか笑。
フィルマークスにおける胸糞映画の評価ってのは、後味が悪ければ悪い程低くなるのが興味深いです。低く付けたくなる気持ちも分からなくもないですし正当な評価をするのが難しいジャンルと感じます。
今作では終盤の胸糞展開以外を案外楽しむことが出来ました。関わると胸騒ぎがしてくるような家族の絶妙な距離感と違和感がなんとも言えず、何かの拍子で大変な事が起こりかねないあの感じが良かった。逆にラストの展開は物足りなさを感じて娘が舌を切られ夫婦が殺されるまで確かに刺激的ではあったけど少々駆け足で展開も雑に感じてしまった。
北欧の美しい景色のはずなのにそこにぽつんと映る家族たちが何か起こっても助け舟の来ない疎外感を与えるのと、BGMも相まってなんか嫌な感じの印象を与えるのが不思議でした。そんな雰囲気がブラムハウスのリメイクでどうなるのか楽しみな所です。