KEN1METAL

胸騒ぎのKEN1METALのレビュー・感想・評価

胸騒ぎ(2022年製作の映画)
4.0
原題「Speak No Evil」、悪口を言うな。意味は違うが「胸騒ぎ」は良い邦題だ。
旅先で出会ったオランダ人家族に招かれ、彼らの家を訪問したデンマーク人家族。奥様はついて間も無く「胸騒ぎ」を感じる。どんどん胸騒ぎポイントが増えていき、取り返しのつかない最期を迎える、、、わけだが、途中、何度も引き返せるポイントがあるので、そんなアホな?と思ってしまう。まあ、そこは映画なので最後まで行ってもらわないとね。ということで、絶望しか残らない鬼畜映画だった。

私事の余談だが、昔、仕事で外注先がとんでもないヘマをやらかした。その外注先のエージェントを最初に上司が連れてきた時、私は「胸騒ぎ」がしたのだ。自分より随分年上なのに、やけに下手から来る笑顔を信用できなかったからだ。
そして問題が起きた際、外注先とのミーティング後、そのエージェントが私を食事に誘ったのである。
近くの居酒屋に入り、ある程度注文した後になって、「今日は持ち合わせがない」と彼は言い出した。「いいですよ。割り勘にしましょう」と言った私に彼は「いやそうじゃなくてお金が全くない」と言うのである。なんで迷惑被ってる方が奢らなければならんのだ!胸糞である。
私の胸騒ぎはそこで確信へと変わり、上司お気に入りの人だったが、私はその人との付き合いをやめた。そのまま今度こそは、なんて思っていたら、今、私はいなかったかもしれない、、、なんてことは大げさだが、直感、胸騒ぎは大事ですよ。
余談の方が長くなってしまった。失礼。
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