★こんなにも頭が痛くなった映画は初めて。
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胸騒ぎってどころの話じゃなかった。心拍数が上がって、脳がクラクラした。衝撃のラストを迎えたあとはリアルに頭痛を感じた。
旅先で出会った家族と意気投合し、彼らの家に泊めてもらうことになった主人公たち一家。優しそうな家族のはずだったが一緒に過ごすにつれ、言葉では表現しがたい、けれど明確な"違和感"がつのり始める。
その違和感が絶え間なくつづく。まるでボディブローのように私たち観客を苦しめていく。
「もうやめてくれ！」と叫んで席を外したくなるほどの恐怖心以上に、主人公たちの行く末を追いたくなる好奇心。人間がどこまで恐ろしい生き物なのかを知りたくなる怖いもの見たさで90分があっという間だった。
最後に1点忠告。体調が悪いときは、本作をぜったいに見ない方がいい。
