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おでかけ日記のmingoのレビュー・感想・評価

おでかけ日記(1988年製作の映画)
3.6
小口先生の周りにはいつも沢山の学生が居ると思っていたが10年経ってもそれは代わっていなかった…日本インディーズ映画の母やないか。89年イメフォフェス大賞。
メカスの何の映画か忘れたけどメカスのエッセイフィルムにも出てくる小口詩子の代表作。太陽に会いに出かけた女性の魂が放浪するさまをエッセイフィルムという形式で描いた作品。

2022.4.16トークメモ

もともと8mm→16mm。はじめて自分でカメラを買ってはじめて撮った、明るいところは白飛びしてて暗いところは暗いまんま。横シネの佐藤さんという方に露出を調整して頂いて、今回は30年ぶりにイマジカの松堀さん?という方に復活して頂いた、関係者の皆様に感謝。
家出をして太陽に会いに行く。山の川の源泉にあるところへ命と引き換えに光合成をして亡骸が流れていき、魂が肉体と分離。魂は家に戻るが戻る場所が無くて海に向かって肉体とまた合流する。

「小口さんを撮っているのは誰か。」
総勢20人以上関わっている、気分的に撮る。撮りたいときに明日まわせる?と電話してた。ぴあの事務局でバイトしててさいとうひさしさんや周りには映像作家だらけ。ふしのあきらさんにおでかけ日記ではお世話になっている。すすぎたくじさんもお茶の水の撮影に参加。すずきあきひろさんも。平野勝之さんの「愛の街角2丁目3番地」に助監督・衣装で参加したがその場所で勝手に演じてそれが映画になっていくというので浮浪者集団とオカマ集団の対立から男女の純愛をみつける偶発的に変わっていく、そこで浮浪者の女として出演したがこの人の人生てどんな人なんだろうて思った。
90年代はどんな年だったか、裏審査で一次二次審査をやってきたが作品を見ることで時代を感じながら過ごしてきた。簡単に言うと百花繚乱。スタイルもバラバラ100本全部違う作品だった。
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