サプライズ

僕らの世界が交わるまでのサプライズのレビュー・感想・評価

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)
2.7
でも、でも、でも...。

あー、きっつ。「ゾンビランド」「グランドイリュージョン」でお馴染み、ジェシー・アイゼンバーグ初監督&脚本作品で、予告もいい感じだったから結構期待してたんだけど、親子共々ヒヤヒヤする行動が多すぎて、とてもじゃないけど見てられなかった。特に母親。シェルターに入居している17歳の青年に対して、犯罪スレスレの干渉を繰り返す。ある意味ホラー。善意という名の奇行に背筋が凍る。

ストーリーに一貫性がなく、自己愛が強すぎる母子を淡々と描いている作品だった。報われるわけでも無いし、成長する訳でもない。これきっかけで親子の絆が取り戻せて良かったね、とはならん。ただ、ジギーが演奏する音楽は素晴らしかった。耳に残る。

人の顔色を伺いすぎるのも良くないけど、相手が嫌な気持ちをしていないかを察する能力は持っておきましょう。そして、いくら息子でも、他人の夢を真正面から邪魔するような人間にはならないように気をつけましょう。

2024-16
サプライズ

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