このレビューはネタバレを含みます
最後のThank you for watchingとエンドロールでもう一回出てきたタイトルのWhen you finish saving the world がよかった。
その最後のシーンを見て、やっと理解できた。
日本の予告とタイトルじゃわからんて。
打算的に動いても、ひどく落ち込むだけだよな。自分の頭の中の物語通りに世界は進んでいかないんだから。
近道はないし、仮にそれっぽい入り口があっても途中の行き止まりで引き返すことになるから、結果的に遠回りだよね。その遠回りがいい経験になるのかもしれないけど。
だから、ほら言ったじゃ〜ん、は無しよ。
じゃあ次は同じ轍を踏まんようにしようね、でいいんよ。
ジギーは関心を持って政治の歌を作ってもいいし、投げ銭のために引き続き2万人に声を届けてもいいわけだし。
一石投げてたまたま二羽の鳥を取れることはあっても、二匹の兎を頑張って追っかけても両方取れるどころか、、って話よね。
エブリンは、、、怖い。最後パトカーにねじ込まれるエンディングになっちゃうんじゃないかと途中心配した。
難しいね。すごく頭がいいし、気が使えるから、一見押し付けがましくないんだけど、結果的にってのが。
価値観の押し付けは良くないけど、多少のおせっかいは関心持ってもらえてるから嬉しいよね。
その塩梅がねえ、、、難しいよねえ、、、
振り返ってみるといい映画だった
けど、アメリカで生まれ育ってない自分では掬い取れない背景とかがたくさんあるから、入り込めはしなかったかな。
あと2人以上の主人公は個人的に苦手だなって気づいた。感情移入がむずかしいから
漸進的にがんばろー