「僕らの世界が交わるまで」のそれ以下でもそれ以上でもないドラマ映画
役者さんたちの演技は最高だったんだけど、脚本と撮り方がもったいなかったよなあって感じ。
脚本は、エヴリンとジギーを対比しつつ、「この親にしてこの子どもあり」な描き方は良かったけど、抑揚がなくて面白味に欠けてると思う。
あとお父さんは蚊帳の外なんだよね。かわいそうに。
撮り方は、手ぶれが有るところと無いところがあるんだけど、その有無の意味合いがわからなかった。「キャラクターの感情の揺れ」とかだったらあまりにも愚直すぎると思う。
あとキャラクターがネット見てるときのシーンの撮り方とかあまりにも、「撮ってます」感あって映画としてダサかった。
ジェシー・アイゼンバーグは俳優として好きだから、監督としてももうちょい頑張って欲しいなあ。
この映画は一定の映画の完成度的にA24ぽくないんだけど、それでも私はA24は好きじゃないや。
それとやっぱ日本は戦争に関して加害者だから被害者面しちゃダメだよね。