このレビューはネタバレを含みます
「5秒待って」と言われて本当に5秒しか待たない母親と、自室の前に立ち入り禁止の警報ランプをドリルで設置する息子の痛々しいすれ違いの日々を描いた一作。
自己愛の強い親と子供の解像度が高く、共感性羞恥に陥る。
原題は「When You Finish Saving the World」
世界を救い終わったら…
って感じ?
蔑ろにされる父親がひたすらに可哀想だった。
ラスト
ジギーは好きな子に別に振り向いても貰えず、エヴリンは手を焼いていた施設の子に拒絶されたままだが、これくらいで終わった方が色々想像の余地があって悪くないと思いますよ。
あと音楽は心地良いと同時に眠くならないくらいの音量で良かった。