なおスコア高め

僕らの世界が交わるまでのなおスコア高めのネタバレレビュー・内容・結末

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

始まってすぐ、
このジギーって、ストレンジャーシングス📺️のマイクだよね!
立派になって✨と嬉しい

ジュリアン・ムーア演じる母親・エヴリンが苦手なタイプというか
「私の子にはこうであって欲しいのに」というのをひしひしと感じて
期待通りの子どもにならなくちゃいけないようで、息が詰まった
ジギーはちょっとフォロワー数とか投げ銭とかに気を取られ過ぎかなとは思ったけど、自分で自分の世界を築いて、好きなことを発信しているのってスゴいなと思う
親はついつい、自分の価値観で理解できないものを「そんなことをやって何になるの」とか言いがちだけど
理解できない=価値がないってことではないんだし
子どもを自分とちゃんと切り離して考えられていたら、そんな風に言わないんじゃないかな、なんて思った

それにしても、ジェシー・アイゼンバーグはこの脚本を書き、監督をしたんだな!
(この年頃の男の子と女の子の書き分けとか、
事情のある家の子の感じとか、それをジェシー・アイゼンバーグが書いたのかーとしみじみ)
そして、我が子がもどかしく、そんな時に出会った青年に理想の息子像を見たジュリアン・ムーアの演技もまたさすがだった

あと、カイル役の俳優さんがとても良いなと、また出演作を観たいなと思った!