ダーレンアロノフスキー久々の新作。
ブレンダンフレイザー復帰作でアカデミー取ってるとはいえ、前作「mother !」が全く刺さらなかったので、期待値低めで観に行ったんだけど、これはすごいね。
自分の1番好きな「requiem for a dream」と毛色はかなり違えど、それに匹敵するぐらい衝撃受けました。
とにかくラストが秀逸。
気づいたら目が潤んでた。
風呂敷の畳み方が本当に上手い。
白鯨のエッセイとか、立ってドアまで歩くとか、宗教とアランとか...全部がちゃんと綺麗に決着する。
そして何より海の回想シーン。
常に狭くて薄暗い部屋の中でストーリーが進むからこそ、この海のシーンがすごい希望に満ちて見える。
あの描写からのエンドロールの入りは本当にずるい...
結構他にも涙腺に来てる人たちがいたらしく、クレジット中ずっと啜り泣く声が響いてた
もう一回観に行こ
2023/4/10