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ザ・ホエールのマのレビュー・感想・評価

ザ・ホエール(2022年製作の映画)
4.2
自分を偽り他人を裏切りながら生きていた人が"敵対者"を通して相手を救う方法を知る。EEAAOが「Kind」だったのに対してこっちは「Honest」、政治的な面で亀裂が生じてる社会を背景に人と人が助け合って生きるためのひとつの答えを探り合う感じ、ポリコレ的な信念が何十年もかけて伝え続けてきたテーマをここでよりしっかりと噛み締める。

ダーレン・アロノフスキーはマザーでも聖書に対する怒りを見せてたけど、今作はより現実的かつハードに見えた。レスラーの時からずっと「ダメ親セラピー」をやってて面白い。

毎度おなじみな視覚的に跳躍する描写もために貯めたところで持ってきたのは上手いと思った(マザーは真逆)
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