この映画を見ようと思った動機は不純で、セイディ・シンクを見たかった。それだけ。
ストレンジャーシングスでマックス役を演じた彼女の顔面がドタイプでした。
マックスも群れるタイプではなかったけれど、こっちの役は負のオーラ全開で、世の中の人間みんな死ねって思ってるタイプの女の子。
話の9割が暗い部屋の中で進んでいきます。だからこそラストシーンで差し込む光が印象的でした。チャーリーが自分を救うことができたと確信できました。
白鯨のエイハブ船長はエリーと重なります。チャーリーの気持ちが通じてエリーが笑えるようになっているといいなぁと、つい物語の先まで思いを馳せてしまう作品でした。
ブレンダン・フレイザーの肥満姿それ自体にも驚いたけど、元来楽観的「すぎる」と元嫁に言わしめる性格の主人公が、死期が迫っているのに周りから理解されないことに絶望を感じて爆食いに走るシーンは迫真でした。
なお、ジャンルに「ドラマ、コメディ」と記載されていますが、この作品にコメディ要素はございません。ご注意を。