日本語訳の独特な台詞回しは正直難しい。
いや、でもせっかく映画なので画からの感想を。
愛する人を選択したことによって最愛の娘を捨てることになってしまった罪悪感。
フォークやナイフを一切使ず、ひたすらジャンクフードを口にする姿は、食事ではなく自殺行為。
言霊とはいうけれど、冒頭から繰り返し読まれるエッセイを体現するために身体を大きくし、大き過ぎて不自由になることで罪悪感を背負おうとしているかのよう。
最愛の人とずっと幸せに暮らしていたら、その罪悪感を思い出すことはあったのかな？とも思う。
神様という絶対的な存在はいないと思う。
見たもの、聞いたものをどう感じて受け止めるか。苦しめられるか、救いになるのか。人それぞれが持つ変換機能をどうすれば高性能にできるのかな。
