ザ・ホエールのamのネタバレレビュー・内容・結末

ほんの数日間のことなのに、仄暗い一部屋に流れてくる物語の重さと人間の濃さで気持ちがずんと沈む。
「あなたは家庭を捨てた」と娘と母に個別に責められる場面、いずれも主人公は開き直ってるようにみえたのがなぁ…でも人間そんなものか…。死ぬ間際にしてやっと娘に自分の非を詫び解放されたけれど、残された側としては居た堪れないよ。最期まで自分勝手。周りの人間も。
差し込む光の明るさたるや。