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ビリーバーズのmacaroniのレビュー・感想・評価

ビリーバーズ(2022年製作の映画)
4.6
カルト宗教のプログラムとして無人島で共同生活する男2、女1の計3人の日常がある事をきっかけにおかしくなっていく映画。

副議長役の北村優衣さんって今作で初めて知りましたが、体当たり演技で凄いと思いました。
見てる途中でよくこんなエロくて大変そうな役を引き受けたなと何度か思いました。
個人的にこの映画はカルト宗教よりも北村優衣さんの映画ですね。

だいたいの映画では性欲に溺れることって悪いこととか、破滅への入り口として描かれることが多い印象ですが、今作では主人公達がカルト宗教の教義で禁欲に苦しんでいるので、エロシーンは人間らしいさを感じられて良かったです。
人間は過度な禁欲なんてやるもんじゃないです。

ちなみにカルト宗教の修行として反省と称して下半身穴に埋めて精神を追い詰めたり、首絞めて落ちた時に何か見えるものがあるかなどヤバいことをやってて連合赤軍を思い出すな〜って思ってたら原作の山本直樹さんはレッド(連合赤軍をテーマにした作品)の作者と知って納得しました。
レッドはまだ読破できてないので、映画見て全巻読みたい意欲が湧いてきました。
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