#202410
信じるものは救われる。それとも信じるものは足元をすくわれる。
新興宗教の教えを信じ、修行として孤島で暮らす3人の男女（男2人・女1人）の顛末を描いた物語。
漫画原作とのこと。磯村優斗初主演映画。
最初から中盤までは本当にこの3人だけで物語は進んでいく。
演者を中心にカメラが回る演出が印象に残った。
あとは、全員の体当たり演技。
特に24歳という若さでこの役を演じた北村優衣は相当の覚悟があって出演したのではないだろうか。
個人的には18禁レベルのエロ要素なのだが、15禁らしい。
夢で見たことを実現することが、宗教の教えと迫り、性欲が暴走する議長演じる宇野祥平は恐怖だった。
そして、何を信じるかは個人の自由だが、その信じるべきものをしっかり見定める力が必要。ということを教えてくれるような映画だった。
