ソウ

ビリーバーズのソウのレビュー・感想・評価

ビリーバーズ(2022年製作の映画)
4.2
かなり露悪的な内容だからみんなが不快な気持ちになるのは当然というか意図されたものであるのに、不快だったから低評価!となるのは如何なものかと思う。なんで3.3なんだよおかしいやん。

議長(宇野祥平)の、1番狂信的であるのに欲にまみれたキャラクターが生々しすぎて最高だった!
上手い具合に教義をねじ曲げて自分の欲を満たそうとする狡猾さと、テロまで起こしてしまう従順さが同居しているアンバランス感が見てておもしろすぎる!

違和感を覚えだしたオペレーター(磯村勇斗)の、もう後戻り出来ないと進んでしまう感じも、なんかリアルだった。
オウムの信者に密着したドキュメンタリー『A』を思い出した。

信仰心と欲望の間で揺れる、というか欲望に飲み込まれる3人の演技に引き込まれて2時間ノンストップで見れた。あとエロすぎ
ソウ

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