北欧版『オテサーネク』ってところか。
物語全体を包囲するお伽噺感が実に良かった。
絵に描いたような麗しきフィンランドホラー映画である。
ただ展開に無理があるシーンが多くて、作品の世界観にうまく馴染めなかったのが正直な感想。
逆にその無理くり感が却ってお伽話感の増幅効果を齎せているのかもしれないが。
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死んだ烏が残した一つの卵。
その卵に宿る生命はなんと烏ではなかった・・・・。
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見えない「幸せ」を着飾る不協和音の家族に不安を隠せない主人公の長女ティンヤが、生けるお人形さんの如く可愛かった。
てかテロが善人すぎて涙ちょちょ切れ。(めちゃイケメンやし)
てか母親が激怖すぎて涙ちょちょ切れ。(何故血が着いとう?)
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結論:烏をバカにしちゃいけません。ゴミを荒らす厄介者ではありますがそれは我々人間の所為です。決してバカにしちゃいけません。
P.S.
何故孵化した「それ」はティンヤの吐瀉物しか食わんのだ。見ててもらいゲ◯しそうになったわ(笑)