水彩画に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『水彩画』に投稿された感想・評価

Nao

Naoの感想・評価

3.5
働き詰めの妻と飲んだ暮れの夫を描く。前半の掛け合いから後半の美術館の展開までシンプルだけど味わいがあって良い。見方を変えると体制に順応されたラストとも言えるかもしれない。
ロメ男

ロメ男の感想・評価

3.8
イオセリアーニが映画学校在学時の作品とのことだが、この頃からイオセリアーニの視線というものを感じられて感嘆。

酔っ払いの夫と不機嫌な妻。洗濯する妻の後ろに男がいる。ボロ屋から美術館への急転換、そして美術館に自らの家を見出すことで二人は一つに戻る。

全く同じ説明をする二人の学芸員。子供四人いたの最初気づかな…

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ハル

ハルの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

男性って、こういうダメ夫とそれに憤る妻、そしてなんやかんやあって二人は大事なものに気づくことができました、みたいな話作りがちだし好きだよね 夫のダメさ、無責任さを断罪せずに妻側を宥めて許す流れに持っ…

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ストーリーも撮影も素朴な作品だけどその素朴さが胸を打つ
あり方が描かれるわけではなく、描かれた風景によってあり方が変わる イイハナシダナー
pherim

pherimの感想・評価

3.6

“Akvarel”1958


金を持ち出したダメ夫と追う妻は、美術館へ迷い込みある絵の前に立つ。

日常の騒擾から、絵の中の家へ夫妻の心がスッと入る描写の秀逸。

イオセリアーニ全ソ国立映画大学在…

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Halow

Halowの感想・評価

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フィクションを現実が模倣し、さらに誇張されたフィクションを再生産する過程に見えてしまい、妙なグロテスクさを感じた
Baad

Baadの感想・評価

4.3

これは、学生時代に監督した短編なんですね。なのでソ連映画。

子沢山で生活ギリギリで喧嘩の絶えない夫婦の夫の方が妻の稼ぎを持ち出し、逃げた先が美術館。

妻も追いかけ、喧嘩は続き、怒鳴り合いの合間に…

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nada

nadaの感想・評価

4.5

貧困層の一家の夫が、連れ合いの金を盗み出し、それを妻が追いかける、という運動性のあるオープニングに見るものは自然と映画の世界に引き込まれた。

男が逃げ込んだ先はギャラリーで、二人は口喧嘩をしながら…

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2022.2.23@シアター・イメージフォーラム
《〈特集上映〉オタール・イオセリアーニ映画祭 〜ジョージア、そしてパリ〜》

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