終始めちゃくちゃ
もどかしくて
わざわざ悪い方向に
進んでいる感は否めない。
なーんでそうなっちゃうの
って半ばイライラさせられたが、
それは物語に対してではない。
そういう煩わしい状況を作る
世の中のせいなんだろうなって思う。
どうして人は肌の色だけで
偏った見方をしてしまうのか。
安全を守るためにいる
警察を恐れなくてはならないのか。
コメディタッチで
描いているがかなりシリアス。
ラストは、友情物語として
爽やかにまとめながら、
過去の問題としないために
アメリカの悲しい現実も残す。
数多くある黒人差別映画で
この作品が特別優れて
いるかどうかは分からないが、
なかなか考えさせられる作品だった。