あける

ナニーのあけるのレビュー・感想・評価

ナニー(2022年製作の映画)
3.6
ホラーと思って観るとホラーではないので終わってからブラムハウス?!と思う。

ホラーテイストを持つドラマだろう。
子供にまつわる苦しい展開があるので、そういったのがダメではなければ。
怖い演出が苦手じゃなくて人の生きゆくドラマが観たい人におすすめ。
(あとク×な旦那が出てくるので耐えられるなら)

物語の展開は酷くツラい。
予感はしていたものの、、、。
全体的にゆったりとアイーシャの疲れ感と幻覚がうまい具合に混ざり合うのでボヤけたまま真実に辿り着く後半までこちらも判断できずまどろみながら物語に浸れた。

序盤で現れ始める“何か”が恐怖の象徴ではなく予知や救済、自己投影のような未知なる何かだったことをラスト水の中のシーンで感じられる。

字体がとんがっていて蜘蛛がメインなのかと思ったらそんなことはなく、水が象徴的だった。生命の誕生とかやっぱ水だよね。

そしてカビ。
いつの間にかカビって生えてて、気付くと手遅れみたいな。
我が家もこの前大量に買った箱みかんの中で一つ腐ってしまっていてえらくびっくりした(毎年1個はそうなる…)

ローズちゃん…あのあとどうなるんだろう……特に描かれてないけどあっちの家はあっちの家で問題が明るみになって解決してくれると良いな……とにかくローズちゃんが安心して過ごせるなら良いよ……



にしてもあの家の風呂暗くない?!!!!
暗過ぎて絶対入りたくない。
風呂場なんて怖かったもんなー子供の頃。
あける

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