荒野の狼

アンタッチャブルズ:ザ・リターンの荒野の狼のレビュー・感想・評価

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フランス製、最低のアクション(?)映画。2022年だから最新なのだろうが、最悪である。とにかくコンマ単位のカットと、例によってカメラのぶん回し、どうでもいいセリフが続き15分でギブアップ。ちゃんと普通に撮れば、被写体はそれなりの俳優と容姿が堪能できるのに、全ておざなり編集で、しっかり見させてくれない、というより誤魔化し(戯れ)にしか見えない。忙(せわ)しなくて字幕で観ている者としては、ハナシも追いきれないのである。こんなクズ画面のあと、どんなに素晴らしい展開が待っていようとも、ゴミでしかない。多分ゴミだろう。『メディアはマッサージである』と、かつてマクルーハンは喝破したが、マッサージ(massage)どころかこんなガラクタを見せられるのは拷問だ。もちろんそこからは、なんのメッセージ(Message)も受け取ることはできない。こんなものを良しとするPCムービーアプリの映像アソビを、映画とは言わない。120分の時間泥棒、追いはぎである。
サムネ写真の解像度が、無意味に凄い(笑)
荒野の狼

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