私はエディレッドメインのファンになり、映画の世界に入りました。
「リリーのすべて」のプロモーション来日でエディをTVで観て
(エディ自身はこの作品に出た事を今では後悔しているそうです。)
その後、オスカー主演男優賞を獲得した
「博士と彼女のセオリー」を観て、ドスンとファンになりました。
あれから7年と半年ですか…。
過去作品も殆ど観て、まだ無名だった頃に
クロエグレースモレッツ(当時13歳)の映画で、サイコパス系の役を演じています。
この作品のチャーリーカレンも、サイコパス。
ファンタビのニュートスキャマンダーのイメージが定着しつつあるエディレッドメインですが、
歴史物では正義な役どころ。
「シカゴ7裁判」では登場人物の1人
エディは作り込んで行く役者ですが、見事に演じていたと思いました。
こういう役を演じるエディをもっと観たいです!!
と、熱くエディ熱を語り過ぎました😅💦
……
エディレッドメイン演じるチャーリーカレンは過去に9つの病院を転々としていた。
ジェシカチャンスティン演じるエイミーが働くパークフィールド病院のICU患者の看護師としてチャーリーが新しく配属されます。
そして、2人の女性の容体が急変し、亡くなってしまいます。
描かれて無かったけれど、他の患者数名も。
そこで警察のメスが入るのですが…
過去にチャーリーが働いていた病院に電話をして訪ねても
「何も言えません」
「彼のデーターは残っていません」
と、何も答えてくれません。
そして、パークフィールド病院も隠蔽を計ります。
エイミーはシングルマザー。
チャーリーと(恋愛感情では無く)そこまで親しくなった描写が入っていたとは思えないけれど、
チャーリーを信頼していたエイミーが事実を知った時、激震が走ります。
まさか、チャーリーが点滴にインスリン等の薬物を入れていた??
ブラウン巡査部長
と
ダニーポール刑事
が、この事件を担当するのですが、もうチャーリーに自白させるしか無いとの事で、
エイミーの協力を求めるのですが…。
チャーリーがエイミーの家に勝手に入って、エイミーの2人の娘と楽しそう過ごしているシーン。
「元妻が子供達に会わせてくれないんだ。
ぼくが、犬を毒殺したと思ってるのかな?」
のセリフ…。
もう、キャー🙀!!
ゾっとしました!!
心臓病のエイミーの心臓に悪いったら。
特にチャーリーの
"I Can't !!!"のシーンは本当に怖かったです💦
(もう!!エディに惚れ直し…😅💦)
さて、エイミーは重い心臓病を患いながらも、1年間勤務しないと医療保険が降りない。病院に心臓病の事を打ち明けるとクビになるから…。
と、心臓病の手術も受けられず、発作を抑えながら勤務している訳ですが、
何?その制度!!アメリカ🇺🇸は今でもそうなの?
一度倒れてしまって一泊入院で、790ドルって…。凄い額。
日本の保険制度はありがたいですね。
貧しいアメリカ🇺🇸人の医療保険未加入者が多いそうです。
ジェシカチャンスティンの作品は、そんなに観た事が無いのですが、
言うまでも無く、素晴らしい女優さんですね。
抑えた感情の演技等、素晴らしかたったです。
"出来る女!"のイメージが強いのですが。
作品の中の画が常に暗く、話も淡々と進んで行きます。
でも、グイグイとのめり込むように見入ってしまう作り。
緊迫したシーンに入るお決まりのBGM…。
実話を元に脚本を書いて映画化なので、ストーリーは、あれこれと言える事は無いのです。
やはり、見どころは、ジェシカとエディの演技でしょうかね。
そして、チャーリーは合計で500人ほど、点滴に異物を入れて殺害したらしいけれど(凄い数だな…)
やはり、全ての立証は難しいのでしょうね。
……
2016〜2018年
横浜市の旧大口病院で、看護師が点滴にヂアミドールを混入し、殺害した事件を思い出しました。
被害に遭ったのは約50人とも言われていたけれど、
起訴されたのは3人の殺害と5人の殺人未遂。
院長が"自然死"とカルテに書いていた事。
この作品にも同じ事が言えると思う。
良く、日本でも"医療ミス"により、患者が亡くなってしまっても、病院側が中々認め無かったりするので、裁判は難航しますね。
何年も経ってから、院長や医師達が頭を下げて記者会見に臨む様子は、何度かTVで目にした事もあると思われます。
……
長くなりました。
ここまで読んで下さりありがとうございます🙏